妊娠５～７ヶ月（16週～27週）名ばかりでも安定期は安定期でした

少し涼しくなった10月頃。

16週になると、匂いつわりだけは治まってきました。

あと、常に喉の奥に何かが詰まっている感覚も和らぎました。

しかし吐き気は相変わらずです。

ピーク時は一切お湯すら沸かせなかったのが、

お湯を沸かしたり料理をしても大丈夫なようになりました。

ただし、やるのは私ではなく夫ですが。

妊娠３ヶ月の段階から、ちょっと動くとお腹がキリキリと痛むことが多かった為、

料理などは全然出来るようになりませんでした。

棚の食器や道具を取るだけでお腹が痛むのに加えて、

夏の間の寝たきり生活ですっかり筋肉がなくなり体力が衰えてしまいました。

つま先を伸ばすとふくらはぎの筋肉が盛り上がっていたのが、

どこかへ消えてしまいました。

この状態で出産できるのかと不安になります。

本当に何のためにつわりがあるんだろうと不思議になります。

匂いつわりがなくなったため、

日中の調子のいい時間を見計らって

買い物に出かけるくらいはできるようになりました。

ピーク時はコンビニに入るだけで匂いに絶えられなかったので

大きな進歩です。

ずっと芋ばかり食べていた私が、

ほうれん草のおひたしを一口食べることが出来たのを見て、

感動した夫に本気で泣かれました。

夫が泣いているのを初めて見ました。

夫には苦労をかけて申し訳ない気持ちになりました。

まあ、結局後で吐いたんですけどね…

ほんの少しでも調子が良くなると、

このままどんどん良くなって仕事復帰できるのでは？

と考えるようになるのですが、

そういう事を考えると図ったように次の日には吐き気が悪化しました。

これはメンタルの問題なのかも知れませんが。

一応職場に

「今少しだけマシな状態なので、引継ぎだけでもしに行きたい、

その後フルタイムで働けるようになったら復帰する。」

という事を言ってはみたのですが

「いや、完全に良くなるまで来なくていいよ～」

と言われるばかりでした。

クビにならないだけありがたい話なんですけどね。

上司が子供好きだったみたいで助かった… 

しかし、16週で少しマシになった状態から臨月になる現在に至るまで

それ以上良くなる事はありませんでした。

むしろ、この安定期が一番マシだったと今は思います。

妊娠後期に入るとどんどん別の方向へ悪化していくので、

毎日数回吐いていても、安定期は安定期だったんだなと思い知らされました。

後期の酷さについてはまた次回以降の記事で書きます。

段々とお腹が大きくなる時期なのもあってか、

毎日吐いていても体重は着々と増えていくようになりました。

顔も確実に丸くなってきました。

なんでこんなに毎日吐いているのに太っていくのだろうと悶々としていました。

その上強烈な便秘に悩まされ始めます。

妊娠前はとにかく快便なタイプで、

一日２回お通じが来るのも当たり前だったのですが、

３日に１回しか出ないとなるとかなり辛かったです。

しかも便が固く血が出ることがよくありました。

子宮からの出血かと思って焦りましたが裂肛でした。

18週を越えても良くならない状態だと、

段々産むまで終わらない可能性を考え始めます。

しかし、23週や28週で終わった方などをネットで見かけることもあった為、

完全に希望は捨てていない状態でした。

私が試したつわり対策

つわりは胎児の酸素も摂取しなければいけないため

高山病に近い状態になりがち、という記事を見つけ、

酸素吸入を試したりしました。

私には効きませんでしたが。

あと、やりすぎにはご注意ください。