つわりによる逆流性食道炎と歯の劣化
妊娠中の逆流性食道炎
個人的な感想なので人それぞれだとは思いますが、
私が妊娠中一番心配だったのは
逆流性食道炎が産後も続くんじゃないか
という事でした。
世の中には産後悪阻というものがあり、
それは妊娠中の逆流性食道炎が治らず産後も続くという説があったためです。
吐き気が産後２年続いたなんて方の話もネットで見ていたので
本当に恐ろしいですね。
私も毎日何度も吐いていたため、喉の奥が切れて血が出て、
そこに胃酸が上がってきてものすごい痛みを感じる毎日でした。
妊娠初期からずっとこの状態ですから、
出産まで悪阻が続いたら食道の炎症がどうなるかは想像がつきません。
本当に治るんだろうか…この吐き気が産後も続いたら
子育てなんてとてもとてもできない…
まだ起こってもいない事ですが心配で心配で仕方がなかったです。
とりあえず何もしてない状態で吐くと喉の奥が切れて血が出るので、
気持ち悪くなったら水を飲み、
そうするとうまく吐けなくなり気持ち悪さが倍増するので、
指を突っ込んで吐く、これを毎日やりました。
これで喉の出血を若干防ぐことができました。
人にオススメするようなことではないですが…
結果的には産んだ次の日から元の状態に戻ったので結果オーライですが、
水を飲んでから吐くようにして喉を傷めないようにした事に
意味があったかは不明です。
産後悪阻が続いた方を見ていると、
元々向精神薬などのメンタル系の薬を服用していたり、
甲状腺の病気など持病持ちの方に多いような気がします。
しかしこれは私の個人的な見解ですので何のデータもありません…
悪阻の原因と同様に、産後悪阻の原因も解明されてほしいですね。
寝てると胃液が上がってくるので
こういう傾斜のついたマットを使っていました。
これは安いから買ったんですが、もう少し高反発のものでも良かったかな…
ほんの少しマシなくらいで、たちまち効果があるわけではないです。
ちょっとでもいいから、何でもいいから楽になりたい一心でアレコレ買いました。
産後もしばらくここで赤ちゃんを寝かせたりしてました。
まあ個人的に一番オススメなのは、
おやすみたまごか人をダメにするクッションです。
こちらの記事でも書いています。
妊娠中は歯のリスクも。悪阻がひどければなおさら
また個人的な感想ですが、次に心配なのは歯でした。
過食嘔吐の人の前歯がなくなってしまっているのを
何度かTVで見かけたことがあるので、
私も同じようになるんじゃないかと恐怖で。
他の臓器は薬で治るかもしれないけれど、
歯だけは溶けてしまったら治らないですからね…
しかも口に何か入れると気持ち悪くなるので歯科健診には絶対行けないし。
とりあえず歯だけは死守したいと思っていたので、
歯磨きだけは絶対に欠かしませんでした。
上にも書いたように気分が悪くなってきたら水を飲み、
指を突っ込んで吐くということを毎回していたので、
吐いたらまず胃酸を口から洗い流すためにうがい。
そのあとすぐに歯を磨くと残った胃酸で歯を傷つける可能性があるため
30分くらい時間を置いてから歯磨きをしていました。
2時間以上食べない時間が続くと吐くので、
一日10回くらいちょこちょこ食べていたので、
アホみたいに歯磨きし続けていました。
ちょこちょこ食べて、歯を磨いたら気持ち悪くなって吐く、
これを一日に何度も繰り返してましたね。
こんなに吐きまくってるのに体重はしっかり増えてましたが。
朝起きた時なんかは、空腹状態なので出すものが無く、
毎日毎日歯を磨きながら胆汁吐いてました。
（かといって先に何か食べてしまうと余計気持ち悪くなるので
まず胆汁を出すために歯を磨くみたいなところもあったんですが。）
上の逆流性食道炎の件もあるので、
起きたら水を飲む
歯を磨く
一気に胆汁を吐き出す
みたいなことを毎日やってました。
あと歯間はすぐに虫歯になるのでそこの掃除は念入りにやりました。
カインズホームの糸ようじが50本90円くらいで重宝しました。
普通の糸ようじだと一つ300～500円くらいするのでお得です。
まあそんなこともあり、
なんとか虫歯を増やすことなく妊娠生活を終えました。
産後は歯医者に行きづらくなるので、
これはがんばって良かったです。
心配していた歯が溶ける件に関しても、特に溶けずに済みました。
今同じ心配をされている方におかれましては、
うがいと歯磨きを徹底すれば、
10か月では歯は溶けないと思われますのでご安心ください。
