女はつらいよ

重症妊娠悪阻で臨月までつわりが続いた妊婦の本音

妊娠4ヶ月(12週~15週)つわり最大のピーク月間

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つわりが軽かったらしい経産婦の友人から、

「12wまでがんばれ!そこから楽になるよ!」

と言われましたが、

12w~16wは私にとってはまさに最大のピークでした。

一応一般的には16wまでに終わることが多いと言われてはいます。

 

時期はちょうど8月~9月の猛暑の時期。

湯気がダメなのと関係あるのか不明ですが、

湿度が高いのが本当に辛いです。

雨が降ると猛烈に気分が悪くなるのを感じます。

何故か体温調節が困難になり、

冷房をつけると暑いのに寒いという謎の不快感に襲われます。

 

温度は28℃にすると猛烈に寒く、

29℃にすると猛烈に暑くて耐えられないという状況。

仕方が無いので隣の部屋で低めに冷房を付け、

寝室は冷房を付けずに隣の部屋から冷気が少し入ってくるようにして

そこで寝たきりになって過ごしました。

 

更に、この時期に襲い掛かる台風地獄

低気圧と湿度の増加で気持ち悪さがピークに。

2018年は例年稀に見る猛暑と台風の多さで、

1ヶ月以上毎週のように台風が襲い掛かってきました。

台風が直撃している間、特に夜中はずっと床に這いつくばって

のたうち回っていました。

吐く、のたうち回るを繰り返す無益な時間が延々続きます。

 

本当に最低な話ですが、

夜中にもう妊婦を辞めたいと夫相手に発狂する日々でした

結局実行に移すことはありませんでしたが、

夫が協力的でなければ、

もしくは自分が独り身であったならば本当に堕胎していたかもしれません。

そのくらい壮絶な約1ヶ月でした。

 

日中一人になると、

何故こんな思いをしているのだろうかと一人で毎日泣いていました。

毎日死にたいとすら思っていたため、

何度も首を吊るイメージトレーニングをしながら、

いやいや夫に迷惑をかけてはいけない…と踏みとどまる日々。

この時何もできない私の代わりに家事を殆どやってくれていた夫がいなければ妊娠を継続することは出来なかったと思います。

 

ちなみに、母体が危険だと判断されればドクターストップがかかり、

実際に泣く泣く子供を諦める方もいらっしゃいます。

私はドクターストップはかかりませんでしたが、

現代の医療がなければ入院前の状態のまま衰弱死したり

脳に障害が出たかもしれません

考えるだけでゾっとします。

堕胎なんて最低だと言うのは簡単ですが、

誰も望んで妊娠した子供を軽い気持ちで殺すわけでは決してありませんし

母体の命に関わることもあるのが悪阻だ

ということが広まるといいなとつくづく思います。

 

蛇足ですが、

この時期はあまりにも頻繁に夜中のたうちまわっていたので、

夫が

「ウンウン、そうだね、辛いね」

と言いながら寝る術を身に付けていました。

こっちも文句を言う元気もなくただのた打ち回りながら泣くばかりで、

傍から見たらひたすら無益でカオスな光景だったかと思います。

 

 

 

私が試したつわり対策。妊娠中でも飲めます。

私には効かなかった上に一日30錠飲むのが苦痛でしたが、

効く人もいるようです。