妊娠発覚～入院まで
本格的な暑さの７月のある日。
強いめまいを感じメニエール病ではないかと不安を感じ耳鼻科へ。
この時不妊治療をしていましたが殆ど諦めており、
正直早期閉経さえ免れればいいくらいに思っていたので
妊娠の可能性をほぼ考えていませんでした。
耳鼻科での結果は異常なし。
念のため漢方薬を貰い帰宅。
しかしこんなに強いめまいなのに異常なしとは…？
と妊娠の可能性を思い出し、念のため検査薬を使用したところ妊娠発覚。
不妊治療をしていたくせに、
最初の感想は正直驚きと戸惑いが殆どでした。
すぐ不妊専門外来で胎嚢を確認。この時点で妊娠５w２d。
２週間後に心拍を確認することに。
それから４日間は普通に出勤しました。
何となく酸っぱい物が欲しいような感じで、
今思えばこの４日間だけが世に聞くよくある妊婦の感じだったと
しみじみ思います。
そして胎嚢確認後５日目の６w０d。
夕方から強烈な吐き気を感じ、リバース。
その後水すらも受け付けない状態。
心拍が聞けてからでいいと思っていたので
職場にも親にも報告をしていなかったのですが、
母親に助けを求めたところ、
病院で相談しろとの事だったので不妊専門外来へ。
そもそもつわりで病院に行くものだということすら知らなかった私。
しかしそこで点滴を打ってもらうも効果は無く、
入院施設のある産科へ行くことを勧められる。
次の日自宅の近くの産科へ行ったところ、
ケトン5+という結果。
そのまま即日入院になりました。
ケトンというのは、尿検査をしてわかるものなのですが、
尿中のケトン体の濃度の事で、
脱水症状や栄養失調が続くとこれらの物質が尿中に流れ出すそうです。
これを放置しておくと、ウェルニッケ脳症等を引き起こすというかなり怖い状態。
程度や病院の方針によって入院になるか
通院になるかどうかは違うようですが、
水が飲めないほどつわりが強烈な方は早急に病院で相談してください。
職場に妊娠と入院になった事を伝えると、上司は
「分かった、こっちはどうにかするから休んでて！」
と言ってくれました。
突然の報告にも関わらずありがたい話です。
この時点では私は退院したらまた出勤できるものだと思っていました。
この後の長い長い地獄を予想もできず……
※５w２dとは５週２日という意味です。
ｗ…week
ｄ…day
私が試したつわり対策グッズです。
私には効きませんでしたが効く方もいるようです。
